暑くなってくると、気になる方が多くなる、お弁当の取り扱い!
しかし、外は涼しくても室内は暖かいこともあるので、
実は常に注意は必要なんです。
今回は、どういうことに気をつけていったらいいか、
簡単おすすめレシピもご紹介します。
食中毒予防の三原則
「食中毒予防の三原則」として提唱されている、
つけない!
ふやさない!
やっつける!
これはご家庭での料理でも、お弁当作りにも、
大事なポイントとなります。
つけない!
まず、作る前、調理中に生肉や魚介類、生卵などを触った後、
トイレに行った後も必ず手を洗いましょう。
手や指に傷がある場合は、
食中毒菌の一つである黄色ブドウ球菌が多くついており、
そのまま調理すると食材が汚染する可能性があります。
黄色ブドウ球菌は加熱に強いため、
調理用の手袋などを使用して作業をしましょう。
お弁当箱、調理器具はしっかり隅々まで洗い、
乾燥させたものを使いましょう。
東洋アルミ お徳用3倍抗菌深いぃおべんとケースSQ 緑・赤・黄色 約幅9×奥7.5×高3.2cm 1768
盛り付け用のカップも同様ですが、
梅雨時期や夏場は使い捨てのものを使用するのもオススメです。
ふやさない!
水分が多いと細菌が増えやすくなりますので、
おかずの汁気は切りましょう。
お弁当には焼き物や揚げ物のような水分のでないメニューを入れるように
工夫すると良いですね。
また、生野菜や果物はよく洗い、水気を切って、
別の容器に入れるのをオススメします。
ご飯もおかずも温かいうちに盛り付けてしまうと、
蒸気がこもって水分となりますので、冷ましてから盛り付けましょう。
作り置きのおかずは詰める直前に必ず再加熱します。
最近では自然解凍でお弁当に使える冷凍食品もありますが、
作り置きおかずは自然解凍できる冷凍食品とは違います。
市販されている自然解凍できる冷凍食品は、
専用のクリーンな工場で温度管理されて製造されているから
自然解凍しても食べることができるので、違いを把握しましょう。
Sabu アニマル ベルト付きクーラージェル シロクマ 386800
お弁当の保存は冷蔵庫へ入れておくか、
保冷剤や保冷バックを使用して、菌の増えやすい温度帯を避けましょう。
食べる前には手を洗い、お弁当の味や匂いがおかしい場合は食べないようにしましょう。
やっつける!
食材は全てしっかり加熱したものを
お弁当に詰めましょう。
清潔な調理用温度計で確認すると確実です。
タニタ 温度計 料理 防水 50~250度 ホワイト TT-508N WH スティック温度計
菌が死滅する中心温度と時間は、
それぞれ違いますので、おさえておきましょう。
ノロウイルス/85〜90℃で90秒以上加熱
腸管出血性大腸菌・カンピロバクター・サルモネラ菌/75℃で60秒以上加熱
リステリア/65℃で数分加熱
内閣府食品安全委員会より
火を通さなくても食べられるハムやちくわ、かまぼこなども
出来るだけ加熱料理をするようにしましょう。
ちくわと人参と青菜の醤油マヨ炒め
そこで、朝から簡単に作れるレシピをご紹介します!
材料
ちくわ 2本
人参 1/3本
青菜(ここでは小松菜を使用) 50g
マヨネーズ
醤油
青のり、すりごまはお好みで
作り方
1)ちくわは3等分にし、人参、青菜は食べやすい大きさに切る。
2)フライパンに1とマヨネーズと醤油で炒める。
3)ちくわには青のり、人参と青菜にはすりごまを加え変化をつける(お好みで工夫しましょう)
ポイント
ちくわや青菜はキッチンバサミ、人参はスライサーなどで時短するのもいいですね。
調理後、お弁当に詰める場合は、冷ましてから詰めましょう。
詳しい写真付きのレシピはこちらから↓
最後に
いかがでしたでしょうか?
お弁当に限らず、ご家庭の調理から見直すきっかけになれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
参考/社会法人日本メディカル給食協会、患者給食受託責任者資格認定講習会テキスト
農林水産省ページより
内閣府食品安全委員会ページより
コメント